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社会保障としての介護、社会福祉としての介護


2050年の社会システム改革シリーズ:「介護システム改革」考察開始に当たって

今月5月初め
98歳の義母が、サ高住から特養に移りました
という記事を投稿しました。
5年間のサ高住生活から、今月初めに特養に入所したことの報告です。

実は、その報告には、遡って5年前のサ高住入所事情が関係しています。


2015年の介護体験記


介護に関心を持たざるを得なくなり、一応介護を考え、一つの家族介護の形を経験することになったのですが、2014年2月21日に、別のサイトに「義母介護体験記」の第1回を投稿。

義母の骨折・入院から始まった老々介護を考える日々:義母介護体験記-1
地域包括ケア、地域連携診療という仕組みを知る:義母介護体験記-2
リハビリテーション病院への転院により回復期医療へ:義母介護体験記-3
自宅介護準備と介護施設検討の矛盾を抱えて:義母介護体験記-4
介護施設検索から資料取り寄せと見学体験:義母介護体験記-5
介護保険被保険者になり、老老介護有資格者に!?:義母介護体験記-6
要介護認定と老人介護被保険者証の交付を受ける:義母介護体験記-7
介護拒絶する要介護家族と介護者のすれ違い:義母介護体験記-8
介護支援専門員さんのサポートと介護施設入居日決定:義母介護体験記-9
介護施設入所説得とサービス付き高齢者住宅入居準備:義母介護体験記-10
サービス付き高齢者住宅入居と入居時会議、そして入居後の心配事:義母介護体験記-11
介護施設での居宅サービス計画と介護サービス内容、費用:義母介護体験記-12
訪問介護計画変更、通所拒否あり。義母、サ高住入居1ヶ月介護生活メモ:義母介護体験記-13
老老介護について知る機会を振り返る:義母介護体験記-14

以上、14回にわたって実際の体験をベースに投稿しました。
内容的には、身内のドロドロしたことも書きました。

元々は、介護だけに焦点を当てて運営していたサイトの記事を、http://huma-net.comに、一つ一つ移行転載したもの。
その体験シリーズ以外にも介護関連の記事数はそれなりにあります。
そのため、リンクが切れているものも何箇所かあります。
また、訂正を必要としたり、著作権上問題があるものなどは、多く非公開としています。
読みづらく、お見苦しい点が多々あるかと思いますがご容赦ください。

5年を経て、新たな老老介護フェーズへ


大腿骨骨折を機にサ高住に入所していた義母が、その時からちょうど5年後に再度の骨折で、要介護4に認定替え。
特養に入所する資格?がなかったのですが、要資格者となり、1~2年待ちが一般的と言われていた特養に、運良く今月5月1日に入居へ。

当人も93歳から98歳になっていますが、私たち夫婦も共に70歳代になりました。
在宅介護を回避した理由である、5年前の妻の心身の不安は、コロナ禍の不安も重なって、一層厳しくなってきています。
今回また別の形での老老介護の体験をし、これからまた新しい局面に入ることに。
そしてしばらく続きます。

例えば、先週末8日には、特養の指示で、特養指定の新しい主治医の医院へ、初診が必要ということで受診に行ってきました。
前日7日に入所後初の施設への往診を受けていたのですが、規定だからということで。
ほとんどの老人施設では、主治医以外の専門分野の医療が必要なときは、身元引受人が直接連れて行く必要があり、負担も大きいです。

別の話ですが、偶然か、先に入所し、今回退所したサ高住と、今度入所した特養が、数ヶ月にわたって、同じ新聞折込広告に求人案内を掲載していました。
やはり、介護士不足問題はまったくと言っていいほど改善・解消されていません。
私たちは運が良かったですが、特養の入所待ちも常態化・一般常識化しています。
需要と供給が合っていません。

また新型コロナウイルス禍で、全国各地の特養など老人施設で感染者や死亡者が発生。
休業に追い込まれた施設も多く、中小零細が多いデイサービス事業所などの経営と雇用が不安視されています。
介護業界もこれまでとは異なる局面に変化していくのでしょうか。



2050年の望ましい社会における介護とは

当ブログサイトhttps://2050society.com を開設したのが先月上旬。
軸になる方針・コンセプトが「2050年の望ましい社会へ」。

ここ1ヶ月間で、社会保障システム改革など、多岐にわたりつつも、結局すべて繋がっているため、社会システム改革としてまとめるべき諸課題を据えてきています。

当然、介護問題も、社会保障システムに包含されるもの。
ただ、元々は老人福祉法で規定されている高齢者の介護政策。
これが、20年前に介護システムが措置制度から介護保険制度に切り替わったことで、社会福祉から社会保障へのレールに乗り換えた感があります。

児童福祉法という同じ福祉体系がありますが、小中義務教育に加えて、幼保無償化が導入された時代。
障害者福祉を除く多くの福祉体系は、社会保障の大きな枠組みの中の政策かつ事業とすることが望ましいと考えています。

教育も保育も、憲法第三章に規定する、基本的人権、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利としての社会保障の範疇にあるとすべきでしょう。

しかし、産まれきた乳幼児の養育という社会保障と、齢90歳、100歳に至る高齢者の介護とが、同じ社会保障というくくりとすべきか、していいものか。
少しばかり私は疑問を持っています。

同じ人間なのだから、違う扱いをしてはいけない。
確かにそれはそうですが。
でも、どこか違う。
むしろ違ってもいいのでは。
違うようにすべきでは、とも。

これから成人・社会人をめざして保育・教育の機会を得て成長していく子どもたち。
これから、次第に自立した生活が困難になり、究極的には、すべてに介助を必要とする、余命を図ることが現実的な高齢者。
後者には、何かしらの制限が伴ってもやむを得ないのでは。


2030年、団塊世代全員が80歳代に

2040年には、団塊の世代の全員が90歳代になっています
介護を必要とする高齢者は、これから20年間増加する一方で、当然介護施設も介護士も不足事情は変わらないままでしょう。
重度の要介護者数も、相当数になります。
厳しい時代となることが予想されます。

2050年の望ましい社会実現に繋がるこれからの「介護システム」とは。

まだほとんど整理できておらず、説得力のある提起・提案ができそうもないのですが、そろそろ始めないと。

自分の人生の終着点のあり方を、自己責任で決めておくために。
継承してくれる世代が、自分たちと自分の孫・子の世代の今と未来とその社会のために、時間と思いを集約することができるために。


先述した
98歳の義母が、サ高住から特養に移りました
と同じように、雑感・雑記になってしまいました。
頭を再度整理するためのコトとして容赦いただきたいと思います。
98歳の義母の今とこれからを考えることに加え、揃って70歳代にある私たち夫婦のこれからも考えてまいります。

今日の朝食プレート

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