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拝啓、上野千鶴子様 失礼を承知でお願いがあります。

「平和と社会保障と民主主義を考える女性の会」の会長になって頂けないでしょうか

「平和と社会保障と民主主義を考える女性の会」とは、Facebookグループとして、昨年12月に開設した、ネット上の女性グループです。
とは言っても、70歳の男性変人が、勝手に作って、勝手に呼びかけを始めたものです。

変わらないどころか悪化・劣化するばかりの政治・行政を、変える力も意識も期待できない一応リベラルと自負していると思われるする野党。
これに代わって政治を変えることができるのは、女性新党だけ。

こういう思いから、まず、ネット上で、カウンター・デモクラシー活動基盤を形成し、広げ、いずれ女性主体の政治グループ・政治会派に。
そこから衆議院選挙の立候補者を輩出し、議員を国会に送り出し、10年程度の間に国会で一定勢力を確保し、政治改革を実現する。

その基盤としたい「ネットサロン 平和と社会保障と民主主義を考える会」の会長に、是非とも就任頂けないでしょうか、というお願いです。

しかし、上野さんが恐らくFacebookのアカウントをお持ちではないと思いますので、そこで会長に、というのは元々無理、実現不能なのですが。

唐突で、無礼かつ非礼で、どこの馬の骨ともわからぬ、一面識もない団塊の世代のひとりの男性が、このような行動を取ることをお許しください。

決して矢も盾もたまらず、というわけでもなく、これしか方法がなかったという追い詰められてのことなどでももちろんなく、まあ言うならば、一つの区切り、みたいな思いからのことです。
ならば一層、失礼なことと存じています。


以前にもお呼びかけしたことがありまして

実は、こういうお手紙を差し上げたい気持ちは、以前からありまして、
昨年2020年6月に
危ない介護保険をどうすべきか:上野さん、樋口さん、女性で政治を変えましょう!
という記事を、当サイトに投稿しております。

そこで書いた思いは、日に日に嵩じてきまして、同サイトで取り上げてきている
・ベーシックインカムの必要性、有効性
・さまざまな社会問題の改善・解決の必要性
・現状の自民党政治、リベラルグループへの不信
を考えると、結局、女性主体の政治グループが誕生し、多数の国会議員が誕生することで、政治そのものを変えるしかない、と。

その準備として、ネット上でカウンター・デモクラシー活動基盤を整えることからと、「平和と社会保障と民主主義を守る女性の会」というイメージを持ち、SNS、Facebookグループを設けて、呼びかけを始めた次第です。
(現在は「考える会」としています。)

その間、保育・介護、政治行政、環境・エネルギーなどの領域で、2050年の社会を想定しつつ考えるところを述べてきています。
また、圧倒的に記事量を占めることになったベーシックインカムについて、今年元旦にスピンオフさせて、別の新たな専門サイトhttp://basicpensionjp を開設し、そこで論じるようにしています。

と、ここまでが前置きと自己紹介になります。
以下、無理筋ですが、本筋の話を。


女性にしか現状の政治を変えることはできない

<女性にしか社会は変えられない>、こんなテーマで、9月に当サイトで以下提起しました。
◆ 男性社会改造への途(2020/9/21)
 女性活躍推進政策を女性自身はどう感じてきたか(2020/9/22)
常態化した女性高学歴社会への期待と主体的な社会経済活動参加の先(2020/9/23)


多くのリベラル人からリベラル批判が出ていても、一向に変わらない既成リベラル政党に期待できない状況は、やはり当分変わらないのではないか。
とすると、選挙権の半数以上を占める女性が、一つの組織にまとまって立候補者を出し、投票すれば、なにもクオータ制などに頼らずとも、簡単に政治を変えることができるではないか。

単純な男は、単純にそう考えるのです。
しかし、いかにも、どの分野においても、女性リーダーが少ない。
リーダーがいなくても女性フィクサーがいればなんとかなるのではないか。
そんな人がいるか居いないか、聞いたこともないですが。

リーダー、フィクサーどちらでも良いですが、だれが適任か、だれになって欲しいか。

上野千鶴子さんしか、いない!
上野さんにひと肌ぬいでもらうしかない!
上野さんがその気になれば、やってくれるのでは!?

まあ、単純不明解、変人男の白日夢、みたいなものです。

数多くの教え子に政治を志す女性はいたでしょうか?

上野さんの考え方、生き方に賛同し、影響を受けた女性教え子さんは多々いると思います。
多くの著書を読んで、いわゆる「元気や勇気をもらった」多くの女性も。

でも、前者において、そこから政治を志した人、政治家・議員という職業に就いた女性は、どれだけいるでしょうか。
そんな政治家を養成することが自分の(研究)目的では当然ない、と言われるのは分かりきってはいます。
しかし、ご自身の中に、政治を憂い、政治が変われば、という思いが希薄だったことが何かしら影響しているのではないか。

介護に関する記述・著編書が増え、実際にその仕事や活動に関わる女性との関係が増え、強くなるにつれ、請願・抗議?活動に参加するなど、あまり今までおやりにならなかったことも経験されたのではと思いますが。

でも、政治も行政もその程度では本質的に変わりません。
女性学者・研究者が増えていることは間違いないでしょうし、女性ジャーナリストもWEBサイトの多様化もあって、随分増えているように思います。
それによりアウトプットや記事や情報も相当増えているとは思いますが。
何かしらの書が発売されれば、参考文献として得意げに掲載されていることで分かりますが。

それでも当然のことながら、政治はまったくと言って良いくらい変わりません。
変わるはずもないのですが。

家父長制、フェミニズム・ジェンダー、おひとり様、介護、おひとり様・・・

ふと、上野さんに、こういうイメージが湧いてきました。

「おひとり様」テーマは、当初はマイナーなテーマでしたが、「老後」「最期」など年を経る毎にメジャーなテーマに成長を果たしました。
もちろんそれは、非婚・未婚・離婚、多様な生き方の選択等による単身世帯増加等を因とする「おひとり様」認知も含まれることも含みます。

家父長制の方は、今も現代に残る問題とする女性もいますが、時代遅れのマイナーなテーマの感がします。
フェミニズムもジェンダーも、女性自身とその社会においてのテーマとしては、メジャーなものと認知されているようには思えません。
女性自身にその原因もあるのでは、と感じています。
そして、政治が主導するかのような女性活躍・女性参画キャンペーンも、やっている感、やってほしい感ばかりで、心底必要で、絶対に実現すべきものという認識での政治行政課題化には程遠いものです。

介護も超高齢化社会の進展で、メジャーなテーマになっているように思われますが、「税と社会保障の一体改革」や「財政健全化」のスローガンを前にすると、いかにも無力です。
このスローガンに忠実な男性学者諸兄は、何も介護に困ることがない人ばかりでまったくアテになりません。
そもそも当初の「介護保険制度」はある意味理想的な制度だったと思います。
しかし、介護職の方々の賃金は、公務員化しなければ簡単には上がりません。
家族介護の負担を減らすには、先のスローガンを打ち破る手立てを考えるしかありません。
奥の手の一つは、医療保険と介護保険の統合・一体化でしょう。

まあ改革を論じるのは、女性政治グループ基盤ができてから。

非正規、介護、子育て、シングルマザー。多くの女性を包摂する種々の社会問題解決は、女性自身の手で



それよりも、非正規雇用や少子化など、生き方・働き方に関わる多種多様な課題の殆どは、女性というマジョリティに関係しているにも拘らず、政治問題化の程度は一向に変わりません。

これは、国会議員がほとんど男性で占められているためと断言できると思います。
待っていても、努力目標としてのクオータ制ができても、10年経ってもほとんど変わらないのでは。
そう思います。
上野さんの目の黒いうちに、望ましい政治システムができているかどうか。

これはやはり女性の皆さんの政治に対する姿勢・参画度にかかっているのではないか。
いわゆる「生きづらい社会」を変えるには、女性自らの手で変えるしかないのではないか。
それはもちろん簡単なことではないのですが、トップとリーダークラスが形成されれば、ネット社会ゆえに、加速的に変化が生まれるのではないか。

いろいろ考えるのです。


社会科学系学者・研究者は国会議員経験もキャリアに加えるべき



そのリーダー候補は、介護・保育、社会福祉・社会保障、ジェンダー問題等様々な専門分野の女性学者・研究者の皆さん、そして各分野の実務家・活動家。
こうした方々が、例えば「平和と社会保障と民主主義を考える会」のような包摂的・横断的ネットグループにまず参加し、現状や問題点、改善・解決方法、法律改正案、研究内容などを発信してくれる。

それに様々な生き方・働き方で悩む女性、相談したい女性が、参加賛同してくれる。
そういうカウンター・デモクラシー活動から始めたい、始められないか。

つらつら思うのですが、社会科学系と一部の人文科学系の女性研究者・学者は、政治家または官僚という職業を自身のキャリアに加えるべきではないかと。
アカデミックな調査研究を成果とするだけではなく、それらを携えて、現実論として、現実活動として実践・活用・展開するために。

政治家経験は、必ず研究にも活かせるはず、というかその後のキャリアにプラスになるはず。
就労期間は、衆議員1期4年か、長くても2期8年。
(解散があれば、もっと短期になりますが。)
当然、ジョブ型国会議員として活動します。
その後は、別の学者研究者に引き継いでいく。
その組織基盤が、例えば「平和と社会保障と民主主義を考える会」のようなもの。

しかし、これにこだわっているわけではなく、まさに、女性自身がこんな活動を立ち上げてくれれば、そうしたリーダーが出てきてくれれば、という願いです。

ベーシック・ペンション生活基礎年金実現が、社会保障制度の再構築に繋がる


コロナ禍支給された10万円の特別定額給付金を機に、そして長引き再度の緊急宣言が発出されたことで、ベーシックインカムが話題になっています。
私は、これまで論じられてきているようなベーシックインカムではなく、ベーシック・ペンション、生活基礎年金制の導入を提案しています。

その提案は、昨年は当WEBサイトで、今年からは、http://basicpension.jp で行っています。

ここで申し上げたいのは、ベーシック・ペンションが、どこにも例のない、日本独自のベーシックインカムだということです。
そしてその導入が、すべての社会保障制度の見直しを通じて行われるものであること。
その結果、女性が抱える不安や問題等の改善・解消・解決に相当程度役に立つであろうこと。

こんな呼びかけを行ったこともあります。
介護職の皆さんに関心を持って頂きたい日本型ベーシックインカム(2020/10/25)
保育士の皆さんに関心を持って頂きたい日本型ベーシックインカム(2020/10/26)

現状のベーシックインカム論者の主張には、その導入で行うべき社会保障制度全般についての具体的な改定・改革内容にまで踏み込んだものは殆どありません。
また政治や経済の場で多少話題になったベーシックインカムにも、それは見られません。
まったくもって論外の月額7万円で生活保護制度も年金制度もすべて廃止、などという常人とは思えない竹中平蔵説まで飛び出しました。

社会保障制度改革の軸としてのベーシック・ペンションは、本来憲法で保障する基本的人権、生存権、幸福追求権に拠るものであり、それを実現するためのものです。
この大きな課題を、女性主体政治グループまたは新党の政策目標に掲げることで、女性の主体的な政治参画、政治的活動の裾野の拡大が可能にもなる。
そのこともお伝えしたかったことの一つです。

⇒ ベーシック・ペンション、日本独自のBI実現をめざすクラウド・ミーティング

ネットワーク化を得意とする女性特性を政治を変える力に

上野さんの著の中で、女性は男性と違い、親しい友だちを作ることが得意、というような内容があったと、記憶しています。

確かにそう思いますが、政治的課題について共通認識を持つ女性のネットワーク化の事例・実例は聞いたことがありません。

おひとり様の「介護」「最期」そして「在宅ひとり死」、と人生の「上がり」を笑って、ある程度の余裕をもって描けるのは、ごくごく一握りの女性だけでしょう。
いや、既に介護を受けている女性高齢者の多くがそうかもしれません。
今を生きる女性高齢者の多くは、恵まれていると思います。

しかし、その高齢者を支える現役世代はそうは参りません。
介護も子育ても抱える女性も多く、その上当然、仕事も。
先行世代としては、上がり人生を描くのはいいですが、後継世代の生き方・働き方に対しての関心も持ち、政治的に、あるいは行政上、少しでも安心でき、希望を持てる社会への道筋を付ける努力もすべき。
そう思います。

そのためにも元気な女性高齢者には、政治的に彼女たちを支援する時間を少しでも持って頂きたい。
現役世代の女性とのネットワークを形成しながら。
(もちろん、上野さんは、現役世代なのですが。)

しかし、繰り返しになりますが、そもそも恐らくFacebookにご自身のアカウントをお持ちでない上野さんに、ネットサロンへの参加と会長就任をお願いすること自体、ムリなことは承知しています。
ただ、なにかしらの形での女性グループ形成と拡大に力を貸して頂けないだろうか、というお願いです。
必要があれば、(いずれ必要になるのですが)専用のWEBサイトの立ち上げのお手伝いはできると考えています。

そして、当然ながら、上野さんに政治家・国会議員になって頂きたいなどということは微塵も思っていません。
ただ、リーダーやリーダー候補がいらっしゃったらお声を掛けて頂く、指名して頂く。
あるいは、リーダーや立候補者を育てて頂く、励まして頂く。

そんな役割を担っていただけないでしょうか、というお願いです。

もうとっくに「人生の上がり方」を決めておいでのようですが、「上がり」の前の社会貢献のボランティア活動をなんとかお願いしたい。

しかし、やはりこれも当然のことですが、この投稿を上野さんご自身に見て頂くこと自体できないかもしれません。
それはそれで致し方ないこと。
一つの区切りとしたかった故の非常識。
書いた瞬間に過去のことになっていますから、また明日を考えることにします。

止めどもなく、かつ、長くなり過ぎました。
重ねて非礼をお詫び申し上げますとともに、変わらずのご健筆、ご健勝をお祈り申し上げます。

                                敬 具

                             2020年1月25日
                               大 野 晴 夫


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