プロ野球のネット課金ライブ中継を:無観客試合の収益システム開発提案

日記・メモ・ノート


コロナ禍、緊急事態宣言下でも検討可能な、これからのプロスポーツ事業のあり方


結局いつになったら開幕できるのか。
当事者はもちろんだが、一ファンとしても、不安が拭い去れない。
夏の甲子園が中止になり、今年のドラフトはどうなるのか。
いやドラフト云々よりも、「野球、命」みたいな学生生活を送ってきている高校生は、まさに夢も希望もなくした季節を過ごしている。

さて、NPB、日本のプロ野球界だが、Eスポーツにおけるプロ野球も、認知から普及・拡大段階に入ってきていると認識していいのだろう。
eスポーツは、あまり詳しくないし、興味関心もないのだが。

しかし、リアルの試合が行われない中で、バーチャルな試合が、まさにゲームとして広がっていくことには違和感がある。

やはりリアルが展開されていかねば、完全にゲームソフトの世界のことに収まってしまう。
ライブではないのだ。
だからこそ、真の意味でのリアルとネットの統合・融合のあり方をコロナ禍において、緊急事態下において考え、開発に着手するのだ。
既存のシステムの統合・融合で、新しいビジネスモデルが開発可能になるはずだ。
無観客試合を嘆くのではなく、これを活かす発想に切り替えたい。


無観客試合でも収益を上げる、課金方式のネットライブ試合中継を


さて、そのライブゲーム。
実際に球場に足を運んで見る観客数は、多くて4万数千人。
しかし、リアルタイムでネットを通じて観戦するファンを足せば、どうだろう。
100万人を超えるのではないか。
かなりいい加減かとは思うが・・・。

ならば、球場が無観客でも、ネット中継を行い、課金で収益をあげるシステムを考えてもよいのではないか。
というか、もうそういう時代だと考えるべきではないか。
もちろん、コロナが終息すれば球場での試合は開催する。
それもある上で、ネット課金方式も活用するのだ。

今は、それが不可能なので、ネット課金試合開催を実験的に行い、その正式なシステム化の基盤を整備・開発する時期とするのだ。

従来のテレビ中継とは、一線を画す。
というか、改革を行う。

課金システムを多様に


例えば・・・

いくつものアングルから撮影するカメラを設置し、みたいカメラ映像を視聴者は、都度選択できる。
これが基本システム。

加えて、
解説入りか、解説なしかを選択できる。
解説ありのほうが、料金は高い。
複数の解説者を用意し、料金ランクを変える。

コマーシャル入か、なしか選択できる。
なしの方が、料金は高い。

チャットするかしないか、選択できる。
する方が、料金は高い。

1プレー1プレーのビデオを見ることができる、できないを選択できる。
ビデオありが、料金が高い。

こんな具合に課金体系を作る。
当然支払いは、事前にネット引き落とし方式。

こうすれば、1試合ごとにネット課金観客収益が試合終了後すぐに計算・集計完了となる。

仮に1試合の視聴最低課金額が100円とする。
100万人視聴すれば、収益1億円。
上述したように種々のオプションを加えれば、より以上の収益が見込める。

当然各種グッズのネット販売サイトにもリンクされている。
新しいスポンサーとの契約方式も考えられる。
懸賞やクイズなどを観戦中に盛り込むこともできる。
ネットでファンクラブも拡大できる。

ここまでくれば、いろいろな楽しい、収益を得るアイディアが出てくるだろう。
eスポーツとの新しい融合も図ることが可能だ。

セットトップボックス開発で、TV観戦可能システムへ

現状では、スマホやPCなどの端末での視聴・観戦となる。
しかし、その基本的なシステムが開発されれば、当然テレビのモニターで観戦できるようにすべきだ。
パブリックビュー的にスポーツパブでの観客も盛り上がりそうだ。
自身が参加したいeスポーツ派には、発表されたその日の試合のスターティングラインアップとベンチメンバーで、バーチャルに監督としてeゲームで采配を振るう、というのも面白い。
もちろん参加費が課金されるが、賞品も出る、という方式はどうだろう。

DeNA辺りがすでに研究し、開発に着手しているかもしれない。
今の所、そのような話は漏れ聞かないが・・・。
楽天にも期待したいが、当分三木谷さんは、携帯事業に忙しいだろうから・・・。

プロ野球界が先鞭をつければ、そのシステムは、他のプロスポーツにも転用・適用・応用できる。
そのシステムを販売することも可能だ。

アマチュアスポーツの中継にも応用できるし、コンテンツはビジネスの対象ともなる。

早く、どこか手掛けて欲しい。
できることならNPBが主体となって取り組まないだろうか。
いずれ戻る大観衆の中で盛り上がるリアルの試合をイメージしながら、まずは、頭のソフトを開発することから始めよう!
そして、新しいビジネスモデルを創造しよう!


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