想定外の新型コロナウィルス禍という厄災が起こす、想定内の光景
増え続ける新型コロナウィルス感染者。
増え続ける感染者居住都道府県。
不安感を煽るような、首相の唐突な小中高校休校要請。
(卑怯なことに、というか政府・官庁の常套手段でもある、最終判断と責任は地方自治体に負わせる手法で。)
クラスターによる感染拡大で、緊急事態宣言を出し、ゴースト化した北海道の状況。
それらが加速させる不安感が引き起こす、悲壮な、実は滑稽でもある買い占め行動。
まれにではあるが起きてもいる、詐欺まがいや法外な利益を稼ぐ転売行動。
毎日感染情報で溢れた2020年2月。
その月も改まり、続々と控えるはずの、いつもならばの暮らしや人生や行事・イベントが次々と中止や、先が見通せない状況に追われ、襲われて続けるであろう3月。
そして迎える春。

人も社会も、日常において想定外への備えをすべき時代
東日本大震災以降、毎年のようにもたらされる大規模自然災害。
(原発事故は人災と言われてはいますが、それも含めて・・・。)
その都度、何十年に一度の、百年に一度の、という但し書きが付けられてきた災害やこの度のグローバル世界での厄災。
そして中東などで日常化している内戦や安定しない東南アジア、東アジア政情・・・。
もう尋常ではないことが起きても、とてつもなく想定外のことであっても、毎年なにかが起きれば、想定しておくべきこと、十分起きうること、と考え、それなりに可能な備えをしておくべき・・・。
個人としても、社会としても、企業としても、国としても、そして家族としても・・・。
それぞれが、自分が生きる時代にとどまらず、次の世代が生きていく時代と社会のためにも・・・。
70歳を迎える、2020年3月。
ためらいつつ、迷いつつ、継続する自信も、目あてもなく、このサイトで考察を再開。
終活と併せて、先行世代としてのそれなりの役割と、担うべき自己責任としての生き方を考えながらの2020年の10ヵ月を進めて行くことになるか・・・。

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